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家出脚フェチ

誰もが知っている文豪・太宰治、芥川龍之介、谷崎潤一郎らの短編小説を30分のドラマにした「BUNGO -日本文学シネマ-」が5月8日21時15分より、渋谷シネセゾンにて2週間限定レイトショーで公開される。

家出
「BUNGO -日本文学シネマ-」は「初恋」「別離」をテーマに一日ごと交互に上映される。「初恋」は太宰治原作・向井理、優香出演の映画『黄金風景』、森鴎外原作・ 成宮寛貴出演の映画『高瀬舟』、芥川龍之介原作・塚本高史出演の映画『魔術』の3本、「別離」は梶井基次郎原作・佐藤隆太出演の映画『檸檬』、谷崎潤一郎 原作・加藤ローサ出演の映画『富美子の足』、太宰治原作・山崎まさよし、水川あさみ出演の映画『グッド・バイ』の3本から構成されている。

  注目なのが、加藤ローサが芸者を演じる『富美子の足』。女性の脚をめぐって三者三様の思惑が交錯する現代の「脚フェチ」とも言えそうな物語。芸者として生 きる富美子を演じる加藤は、「脚に執着する男、脚にひかれる青年、脚で優越感を得る女と、脚をめぐる三者三様の欲望が一見理解し難いけれど、興味深く描か れている作品だと思いました。 登場人物それぞれの心の動きと、表情の変化に注目して観てほしいと思います」と作品の見どころを語った。物語は愛人の美しい脚に執着する老人のすさまじい までの偏愛を描き、加藤の見事なまでのつやっぽい演技は、まさに新境地を開いたといえる。

 また『高瀬舟』に出演している成宮は、「今の感 覚でも理解できるというか……今の自分にフィットする作品でした」と若い世代にも文豪の作品は通じるところがあると率直な感想を述べた。一方で佐藤は『檸 檬』で青年カジイを演じることに難しさを感じたようだったが、「この作品に出会い、役者としてさらに表現することの面白さを感じることができました」と手 応えを感じたことを明かした。

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