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家出欠陥をうやむやにしようとして米国で非難受けるトヨタ

米高速道路交通安全局(NHTSA)は現在、トヨタ車の欠陥に関連する可能性のある死亡事故について調査を行っています。これについてトヨタが、「わが社 の車には欠陥がないとの結論をNHTSAが下した」とも解釈できる報道資料を配付したところ、米国のマスコミやNHTSAから激しい反発を受けています。

トヨタは今年9月30日、自社の主力セダン「カムリ」と、高級ブランド「レクサス」のうち、2004年以降に米国で販売された380万台をリコールするこ とに決めました。その理由は、運転席の下に敷かれているマットが動くためで、これが原因でアクセルが踏み込まれ、事故が発生したからです。特にNHTSA は、今年8月にカリフォルニアでレクサスに乗っていた4人が死亡した事故など、今回のリコールに関連する欠陥の深刻さについて調査を行っています。

トヨタによるこの性急な発表は、米国のABC放送がトヨタ車の欠陥に関連する番組を準備している最中に行われました。「問題となった事故は、マットの欠陥 だけが原因ではない」というものです。トヨタはこの番組が放送されることを念頭に置き、これに関連する資料をあまりにも性急に発表したとみられています。

このようなトヨタの動きについて、ニューヨーク・タイムズは3日、「欠陥がないという誤解を招きかねない資料を出したのは誤った行動だ」という内容の記事 を掲載しました。NHTSAも、トヨタの発表はユーザーに不正確な情報を与えかねないとして、トヨタに対する異例の非難を行いました。さらにNHTSA は、「マットを交換するだけで問題は解決しない。この問題は、アクセルと車の床の形態とも関連がある」との見解も発表しています。これが事実と認定されれ ば、問題がさらに拡大するのは避けられません。トヨタはこれまで経験したことのないような最大規模のリコールに、適切に対処できていない、との指摘も相次 いでいます。責任を回避して問題をうやむやにしようとしているということです。今回のリコール問題は今後どのように決着がつくのか、見守っていきたいもの です。
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