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家出が多かった

「亀田ジム」が消滅の危機に陥った。3月27日のプロボクシング前WBC世界フライ級王者・亀田興毅(23)の世界戦後に父・史郎氏(44)が判定 を不服として暴言を吐いた問題で、東日本ボクシング協会は6日、都内で緊急理事会を行い、亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)を事情聴取した。出席者からは 協会員の五十嵐氏の「除名」など厳罰を求める声が噴出。最悪の場合はジム閉鎖となり、兄弟は移籍先を探す事態に発展する。また、史郎氏はメキシコの本部で 行われるWBC懲罰委員会への出頭要請を受けたことも分かった。

 亀田一家がまたも窮地に立たされた。約1時間、理事会で事情説明し謝罪し た五十嵐氏は、「申し訳ありませんでした」と報道陣に頭を下げた。理事会の内容は語らなかったが、表情は憔悴(しょうすい)し切っていた。

  暴言問題では、協会は協会員ではない暴言の張本人の史郎氏に直接処分を下せない。そのため、ジム会長として五十嵐氏の監督責任を問う形となった。理事会 後、会見した東日本協会の大橋秀行会長(45)は「厳しい意見が多かった。最も重い『除名を』という声も出た」と語った。理事24人中出席した21人全員 が意見を述べたという。理事会は五十嵐氏の除名を含む厳罰を下す方向でまとまりつつある。

 「除名」となれば亀田ジムは事実上消滅となる が、次に重い処分の「会長資格の活動停止」でも所属選手の亀田兄弟は試合を行えなくなる。そのため〈1〉別のジムに移籍〈2〉協会預かりの選手―のどちら かを選択しなければならない。大橋氏は「全理事の一致した意見で亀田兄弟の成長は認めている。選手の救済措置を考えなければいけない」と、既に最悪のケー スを視野に入れ始めた。

 陣営は日本ボクシングコミッションに上申書を提出し、3日に史郎氏が謝罪に訪れるなど反省の態度を示している。史 郎氏は理事会での謝罪を希望したが、混乱を避け、この日は姿を現さなかった。協会は12日に定例理事会を予定するが、関係者は「WBCやJBCの処分に準 じて協会は処分を下す」と語り、処分決定は12日以降となりそうだ。独自処分を検討するJBCは7日に倫理委員会を開催し、協議を開始する亀田家の本当の 試練は、これからだ。

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